うつ病と診断されるまでにはいかなくても、私にも気分が落ちることがある。
何もしたくなくて、現実から逃げたくて、布団に潜り、ひたすら寝る。
逃げたい、寝たい。
逃げたい、寝たい。
起きたくない、ずっと寝ていたい。
そんな精神状態になるときがある。
私の場合は、本能的に森田療法を実践していたのかもしれない。
森田療法の言葉を借りると、人はもっと「あるがまま」に生きるべきだ。
今の仕事が嫌なら好きな仕事に転職をするべきだし、
付き合いたくない人がいるなら、付き合わないほうが良い。
よく見られるように見栄を張る必要もないし、完璧な人間になる必要もない。
肩の力を抜いて、好きなこと、やりたいことだけをする。
そんな生き方をすれば、生きているだけで幸福感を感じられる。
嫌な事に真っ向勝負するから、それを封じるために何か幸福感を求めたがるのである。
幸福は感じるものである。つまり相対的なもの。
楽に生きよう。目の前に幸せはある。
楽しいことだけをしよう。
窮屈で退屈な完璧主義はやめれば、もっと楽になれる。(私には、完璧主義者ほど完璧に見えないものはない)
自然と笑顔が増える。
心も笑っている。