デュアルブートのUbuntuを削除してしまい「grub rescue>」からのWindows Vistaを起動!
今日はヒヤヒヤしっぱなしの一日でした。
Windows Vistaがインストールしてあるノートパソコンに、後からUbuntuをインストールしてデュアルブートで使っていました。
Ubuntuを入れた時に、ブートローダはGRUB2になりました。
パソコンを起動するとGRUB2が起動してOSを選択して使っていました。
GRUB2の動きは、だいたいこんな感じです↓
パソコンを起動させると、MBR(マスターブートレコード)のGRUB2が読み込まれますが、そこでOSの選択ができるわけではありません。
MBRは容量が小さいため、GRUB2はUbuntuがインストールされているパーティションに書き込まれている第1.5ステージに処理を渡します。その後、第2ステージへと処理が引き継がれていきます。
さて今回、私はMBRがGRUB2のまま、Ubuntuを削除してしまったのです!
(※Ubuntuを削除する前にMBRを修復しておくべきだったのです。)
実際に行った内容は、Windows Vistaの再セットアップディスクでパソコン購入時の状態に戻したということです。
再セットアップが終わったーと思ってパソコンが再起動して立ち上がってくるのを待っていると、
grub rescue>
のコンソール画面が。
ネットで調べると、コマンドでUbuntuのパーティションを指定するように設定すれば大丈夫!なんて記事ばかりで。でも無いんです、Ubuntuのパーティションが!
困ったなぁ。と半日ハマって色々調べていると、Windowsのインストールディスから回復コンソールを開いて、MBRの修復ができるらしいと。
どこだー!とインストールディスクを探しますがありません。最近のパソコンってインストールディスクなんて付いてないことが多いんですよね。
どうしようかと思っていると、いい情報を見つけました。
現在、Windowsが提供しているWindows 8 Enterpriseの評価版isoファイルをダウンロードしてDVDに焼く。そのディスクで起動すると回復コンソールが使えて、なんとかMBRが修復できるかもしれないと!
早速やってみました。
ダウンロードして、
焼いて、
ディスクを挿入して起動。
インストールに進まず、回復コンソールを開きます。
トラブルシューティングをCLICK。
コマンドプロントをクリック。
コマンドプロントが開く。
bootrec
とタイプしてエンターキー。
コマンドのオプションが表示される。
bootrec /FixMbr
とタイプしてエンターキー。
一瞬で処理が終わる。
これでディスクを抜いて再起動すると、無事に再セットアップ中のWindows Vistaが上がってきました。
今回焼いたディスクは、このノートパソコンを使い続ける限り永久保存版ですね。
まさに私の症状と同じでした!
win8.1評価版を落としてMBRを修復で起動完了しました……
ここまで長かったです。詳細を書いていただいてありがとうございました。
本当に助かりました。
お初です。参考させてもらいます。
外付けHDDにManjaroをインストールしてUSBケーブルを外してPCの電源ボタンを押すとgrub rescueの表示が・・・(。´・ω・)?
外付けを繋ぐとメニューが立ち上がりWindowsを選択できます。
気を付けていたつもりですが、Calamaresでのインストール途中でgurbのインストール先が間違っていたのかもしれません。