風呂の排水の流水量を抑える工夫(合併浄化槽の環境改善策として)

前回は、風呂の排水の流量が多いと合併浄化槽の水質が濁る原因となるという話しだったので、今回は我が家の浴槽のデカすぎる排水口の流量を抑える工夫を紹介する。
前回の記事で紹介した通り、我が家の浴槽の排水口は一般家庭のものよりも面積では数倍大きくて、流量の差はもっと大きくなる。30秒ほどでお風呂の水が全部抜けるほどだから!
合併浄化槽の保守点検をしてくれた方には、「ゴム栓を全部取ってしまわないで、斜めにしてゆっくり流してくでさい!」と言われたが、その一手間を毎日やるのは面倒でだから、ゴム栓をがばーっの取ってしまってもゆっくり流れていってくれる仕組みを構築したい!
色々考えたが、お金をかけずに家にあるものだけでやりたかった。
チップスターの上のプラスチックカバーを排水口よりも若干小さい径にカットしてはめ込んでやろうと思ったが、何せうちはエコロジーだからお菓子は無いし、
使い捨てのお皿をカットしてはめ込んでやろうかと考えたが、ずっと水を流し続けたら流石に耐久性に問題があるだろ!って感じだし、何かないのかー!と家中を漁りまくっていたらベストアイテムが出てきた!
このジェルマットが2枚余っていたのでそのうち1枚を、先日Amazonで購入したレザークラフト用のポンチでぶち抜く!
排水口のゴム栓が当たる部分は約55mmだったが、その奥の最も狭い部分の径が47mmだったので、45mmのポンチでくり抜いた。



くり抜いたジェルマットを排水口にはめてみる。

1mm程の隙間が出来たので、そこから水が流れることになる。隙間が小さすぎないか?とも思ったが意外にも流量は多かった。
シャワーを出してみて流量を調べてみたが、シャワーから入ってくる水の量よりも流れ出ていく量が小さかったため、水が少しずつ溜っていくくらいだった。浄化槽にとってはこれくらいが優しいんじゃないかと思い、OKとした。
これでゴム栓を斜めにして排水する必要はなく、風呂上がりにはオリャーー!!っとゴム栓を引き抜くことが可能となった!
3ヶ月後の保守点検の結果が楽しみで仕方がない!!グヘヘへへ