ウェブサイトやショッピングサイトを運営されている方は「リスティング広告」という言葉をよく聞くと思います。
アフィリエイトをやっている方も「リスティング禁止」とか「リスティングNG」のような言葉を見たことがあるのではないでしょうか。
リスティング広告っていうのは、例えばYahoo!で「ホテル」って検索したときに、検索結果ページの上や横の方に表示される広告リンクです。

一見、検索結果かと思うくらい、検索結果に似たシンプルな広告です。(Yahoo!も広告主もクリックして欲しいわけです)
「広告の内容も重要なコンテンツの1つだ」なんていう考え方が最近強まっている気がしますが、そうゆう観点からするとそれでいいわけですね。
リスティング広告の課金方法は、「クリック課金」方式が一般的です。
つまり、クリックされて初めて掲載料金が発生されます。そのため、広告が表示されていてもクリックされなければ料金は発生しません。
掲載料金を払えば確実にアクセスを稼ぐことができる広告とも言えます。
広告主側は、「キーワード」と「入札価格」を設定します。
キーワードとは、例えば「ホテル」などです。この場合、ユーザーが「ホテル」と検索した時に広告が表示されます。
ただし、ページのどこにどの広告を掲載するかは、検索エンジン側が複雑なアルゴリズムに基づいて弾きだした広告ランクが使用されます。広告ランクには入札価格が大きな部分を占めるため、人気キーワードで低い入札価格を設定してもなかなか広告が表示されないということになります。
では、アフィリエイトをしている方がよく目にする「リスティング禁止」や「リスティングNG」とはどういう意味なのでしょうか。
ASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダ)にログインすると、広告主からの「リスティング禁止」について注意文が書いてあることがあります。
<記載例>
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【リスティング出稿条件について】
○○○○、××××等、社名・サービス名、
もしくはそれに関連するワードも一切NGとしております。
※ふる等打ち間違いも含め、類似ワードはNGです。
発見次第、成果拒否、提携解除となります。
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つまり、「我々のサービス名や社名をキーワードとするリスティング広告を出稿しないでね!またはリスティング広告の出稿文言に使用しないでね!」ということです。
広告主が自分の社名やサービス名でリスティング広告を出すときに、入札価格が高かったら困りますからね^^;